トロトロちーづのパソコンブログ

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『APEX Legends』覚え書き【レイス編】

『APEX』の登場キャラ、「レイス」の設定について。。。

 

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レイスはヒットアンドアウェイを可能にする「虚空」スキル、

2地点間を瞬時に移動する「ポータル」の設置、

周囲の危険を教えてくれる幻聴、「虚空からの声」を持つレジェンドです。

ゲーム的なところでは偵察、奇襲、当たり判定の小ささから単純なインファイトでもピカイチの性能を誇ります。ピック率もダントツ。

 

ヴォイドウォーカー

そんな彼女のバックグラウンドは公式トレーラーの「ヴォイドウォーカー」で明かされています。

最初に現れるフルフェイスのメカメカしいレイス(以下、メカレイス)は、自分を改造しやがったかつての同僚、シン博士のことを調べています。

シン博士の研究室跡はバトルロワイヤルの開催予定地、「キングスキャニオン」の地下に存在しており、自由には出入りができませんがそこはレイス。時空パワーと天才ハッカー「クリプト」の協力で侵入します。

しかしコンピュータに侵入したは良いものの、肝心のシン博士はすでに故人となっていることが分かりガックシ。しかも謎の兵士に奇襲を掛けられます。

ちょうどウルト(Ultimateアビリティのことね)が溜まったのでポータルで脱出するレイス。潜った異空間では、並行世界のレイス達が色々奮闘しています。並行世界とはいえ自分ですから、「後ろだ!」とか「罠だ!」とかお互いに忠告してあげてます。これが「虚空からの声」の正体。

そんな並行世界の中に、ひとり変なレイスがいました。坊主でへっぽこ、ヒゲのオヤジに乱暴されるレイス(以下、坊主レイス)です。

見かねたメカレイスは坊主レイスのもとへジャンプ。ヒゲオヤジを追っ払います。

この坊主レイスの並行世界ではシン博士は健在で研究所もアクティブ。この世界なら復讐できるぜ!と思ったメカレイスは、坊主レイスを叱咤激励した後に並行世界を交代することを決めます。

かくして坊主レイスはメカレイスの世界に戻り、「APEXゲーム」に参加することになるのでした…

 

プロジェクトレイス

ゲーム中、坊主レイスが脱出した「シン博士の研究所」を探索すると、オーディオログを発見できます。これによればレイスは本名「レネイ・ブラジー」という上級研究員だったことが発覚(ちなみにゲームのサービス開始時にはレイスの本名は不明でした)。

ブラジーは生身の体で時空を行き来する能力を研究しており、自ら志願者になったようです。しかし実験は失敗。能力は獲得したものの記憶喪失となり、(自業自得なんだけど)実験動物扱いに幻聴にと踏んだり蹴ったりになったわけです。

我らプレイヤーが見れるオーディオログはメカレイスが施術前に残したものなので厳密なことは分かりませんが、おそらく坊主レイスも似た経歴。

 

アセット61137の最新報告

www.ea.comこちらもメカレイスについての報告書。

この報告書で言及されている「タイフォン」っていうのは、関連作品「タイタンフォール2」で吹き飛んだ惑星です。タイフォンは「次元を折りたたむことでそこにあったものをメチャメチャにする兵器」によって破壊されてしまいます。この兵器「フォールドウェポン」はタイフォンで発見された異星文明の遺産で、発見したIMCも利用するのが精一杯。「TF2」のストーリーはこれを破壊するための物語でした。

IMC的には失われたフォールドウェポンをなんとかして再現したかった?時空に干渉する技術がほしかったと思われます。

…え?違う?

アンダーソン少佐のタイムトラベル機械の方だって?

そうかもしれない()

というより多くの考察ではそうなってるので、今回はあえてフォールドウェポンに商店を当ててみました。

 

坊主レイスのその後

メカレイスからの激励を背に受け、基本世界へと流れ着いた坊主レイス。

自分をこの世界に逃してくれたメカレイスや、自分が脱出してきた研究所跡について調べるうちに、失われた自分の記憶や能力について知りたくなったレイス。ですがその時にはもう研究所跡はAPEXゲームのスタジアムとして改修されてしまいました。

そこで坊主レイスはAPEXゲームにトッププレイヤーとして参加しながら、研究所を始めとしたIMCの研究について調査を続けている…

 

こんな感じかな?

レイスに関しては初期キャラクターということもあり、記憶喪失というアイデンティティを持ちながらもバックグラウンドが詳細に描かれたキャラです。

また、関連シリーズ「タイタンフォール」とのつながりも濃いキャラクターですね。