【インテル】Evoプラットフォームは買いなのか【パソコン】
ノートブック選びで最近見かける『Evoプラットフォーム』
『Core i』シリーズで有名なインテルが掲げる次世代ノートブックの証です。
この『Evo』とは一体なんなのか?コレが付いてると何かエライのか?どんな基準で付けられるのか?をまとめていこうと思います。
『Evoプラットフォーム』とは?
「インテル」はパソコンの中枢パーツであるCPUの最大手メーカーです。
torotoro-cheese.hateblo.jpそのインテルが最新世代である第11世代CPUと共に発表したブランドが『Evo』です。
ブランドと言いつつインテルが発売する製品群ではなく、インテル製CPUを搭載したメーカー製ノートパソコンに対して、インテル独自の基準によって認定を与えるモノとなっています。
言うなれば「このパソコン買っとけば間違いないよ!」というインテルのお墨付きが出ているパソコン、ということになりますね。
『Evo』の基準とは?
www.youtube.com『Evo』の目指したところは次の通り。
- 軽快な応答性
- 長時間駆動するバッテリー性能(9時間以上)
- 1秒未満の高速起動
- 急速充電(30分で4時間駆動)
- Wi-Fi 6とThunderbolt 4を備えた高速接続
これらの要件を満たすため、スペック上の基準も定められています。重要な点は以下の通り。
とにかくストレスフリーなパソコンを目指したスペックと言えるでしょう。
このようなブランドを立ち上げた背景は、インテルが業界最強の座を危うくしているから…というのはワタクシの勝手な憶測ですが、AMDやAppleの設計したCPUのシェアが大きくなってきたことは無関係では無いと思います。
インテルは過去にも同様なブランドとして『Centrino』や『Ultrabook』を、当時のネクストスタンダードとしてそれぞれ発表しています。
『Evo』認証の製品を買うべきなのは?
先述の通り『Evo』製品は最新モデルであること、加えてそれなりに高いスペックであることから、値段も相応に高くなっています。最も手頃なモデルでも10万円は下らないため、初めてパソコンを買う方には気が引けるかも知れません。
それなりに動くパソコンは5万円台から手に入るので、よりコスパの良いマシンを探している人にはそちらのほうがオススメ。
ですが『Evo』製品は単に高性能であるだけでなく、次世代のスタンダードを目指したブランドであることから、他の製品群に比べてより陳腐化しにくい=長く使えるとも考えられます。
例えば高校や大学入学を期に、3年4年先もヘビーに使えるパソコンが欲しい!という人にはかなりオススメ出来るでしょう。
『hp』や『Lenovo』では比較的安価で『Evo』製品が手に入ります。
また『Evo』認定基準には満たないものの、『Evo』製品のスペック違いでより安価でコスパに優れた製品もあるため、『Evo』周りから検討するのもオススメです。
『Lenovo』では学生向けの割引なども実施してます。
おわりに
今回はインテルの発表した『Evoプラットフォーム』についてまとめてみました。
ビジネス向けかつ高級路線なので気軽にオススメはできませんが、ストレスフリーで長く使えるラインナップなのは間違いありません。