トロトロちーづのパソコンブログ

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【DREVO】激安ゲーミングキーボードのススメ【E元素】

安くてツヨツヨなゲーミングキーボードが知りたい!

 

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PCゲームにおいてキーボードは極めて重要なファクター。加えて「ゲーミング」と名を冠するのであれば、相応に高性能なキーボードであるべきです。

しかしショッピングサイトを見渡せば実情はそうもいきません。巷では「光ればゲーミング」なんて言説もあるくらい、普通のキーボードに適当なイルミネーションを取り付けただけの粗悪なアイテムが溢れています。

そこで今回は、できるだけ安価かつ高性能なゲーミングキーボードの選び方を解説。オススメメーカー、キーボードも紹介します!

 

 

キーボードの選び方は?

「メカニカル」は譲れない

前提として、今回は「カニカルキーボード」に限定します。

キーボードのスイッチングには様々な方式がありますが、安価なキーボードで採用されているのが「メンブレン」方式。

テレビやエアコンのリモコンでも採用されている方式で、ブニブニとした押し心地。静かな打鍵音も特徴ですが、ボタンを垂直に押さないと引っかかったり、反応する深さが一定でなかったりと、ゲームに適したスイッチング方式ではありません。

 

対して「カニカル」方式は、キーそれぞれに機械的なスイッチを仕込むことで押し心地や反応点を改善した方式。

ドイツのチェリー社が開発した「CHERRY MX」スイッチや、そのコピー品が採用されています。(コピー品と書くとイメージ悪いですが、オリジナルのパテントが切れたことによるモノ。安価なだけでなく様々なバリエーションが出ています)

少し前までメカニカル方式は高級品でしたが、技術的に成熟したことやコピー製品が増えたこと、昨今のゲーミングブームによって需要が増加したことでかなり価格が下がってきました。

 

なお、メカニカルよりも高性能なスイッチング方式として「オプティカルスイッチ」や「静電容量無接点方式」などがありますが、コイツらは高級が過ぎる。3万とかしちゃうので今回はスルーです。くわばらくわばら。


東プレ REALFORCE R2 テンキーレス「PFU Limited Edition」日本語配列 (アイボリー) PZ-R2TLSA-JP4-IV

 

カチカチorスコスコ?

カニカルに絞って考えると、次に選定基準になるのは押し心地。

CHERRY系スイッチを採用している場合、同社が押し心地でスイッチの色を変えていたことから、製品ページでも押し心地を色で表現することが多いです。

最もポピュラーなのが「カチカチ」とした押し心地の青軸スイッチ。キーを押したフィードバックが得られるため気持ちよく、押し間違いも少なくなります。製品数が多く、他の色より安くなっていることが多いです。

次いで人気なのが「スコスコ」とした押し心地の赤軸スイッチ。青軸よりも軽いキータッチでタイピング音も小さく、キーの反発が煩わしい人にはこちらがオススメです。

青と赤の中間と言われるのが茶軸スイッチ。反発は感じたいけど青はうるさい…という人にオススメです。

 

これらの押し心地と色の関係はコピー製品でも踏襲されているので、この3色の関係性を覚えておけば大体OK。これら以外にも黒軸や銀軸、ピンク軸などが存在しますが、製品数が少なく高価になりがちなので、例によってスルーとさせていただきます。レア軸は沼

日本語配列は高くなりがち?

これは仕方のないことですが、日本語配列のキーボードは国産や有名メーカーであることが多いので割高になりがち。中華メーカーを始めとした格安キーボードは英語配列しか用意してないことが多いです。

コンピュータ側からはキーボードの配列を識別できないため、ユーザーがいちいち設定しないとキーに書かれている通りの入力は出来ません。英語配列キーボードでも設定を日本語のままにしているなら、例えば「P」の右隣を押せば「@」が入力されます。

英語配列キーボードを日本語設定で使い続けるデメリットはキーが物理的に少ないため「_(アンダーバー)」や「\(バックスラッシュ)」が入力できないこと、エンターキーが少ないこと、印字と実際に入力される文字が一致しないことなどがあります。

ゲームをプレイする点に絞れば長いスペースバーは優れてますし、日本人でもプログラマーなどでは英語配列を愛用する人が多いので、見た目ほどのデメリットはありません。コスパを重視するなら英語配列は選択肢として有力です。

テンキーレスは安くて便利

ゲーミングキーボードではテンキーレスモデルが安パイです。

パソコンで電卓のような作業をするときにはテンキーは便利ですが、マウスでゲームをする場合にはマウスの可動範囲を狭めてしまいがち。

テンキーレスモデルはデスクの上を広く取れる上に、パーツ点数が少ないので同じグレードの製品では安くなる傾向があります!

オススメの格安メーカー

有名メーカーは安心だけど…

ゲーミングデバイスで有名な『Razer』や『Logicool』もゲーミングキーボードを販売しています。当然といいますか、やはり高品質で各社のこだわりが見える製品が多い一方、2万円を超えるような高級ラインになりがちです。

今回は手に取りやすさを重視して、1万円~4千円くらいの激安メカニカルキーボードを多く発表しているメーカーをご紹介。

エレコム

今回紹介する唯一の国内企業。安くて使いやすいPCサプライを多く販売しているメーカーですが、ゲーミングキーボードも販売しています。

なんといっても標準で日本語配列のキーボードが多いことが嬉しいポイント。トラブルがあってもサポートが受けやすい点も安心です。

価格帯は多少高くなりますが、失敗が少ないメーカーと言えるでしょう。

E元素(E-YOOSO)

個人的に「中華製品の良いところ集めたメーカー・キーボード部門」トップのE元素。

安くて必要十分、ケレン味のある見た目イカス中華メーカーです。

同じモデルでも軸のバリエーションが豊富。高反発な黒軸をラインナップしている数少ないメーカーです。

また最新機種では、一般的にはんだ付けであるキースイッチの組み込みを、簡単に交換できるように設計しているのも特徴。多少知識が必要になりますが、比較的簡単に修理ができるのも魅力です。

DREVO(ディーレヴォ)

今ワタクシが使ってるキーボードのメーカーがDREVO。こちらも中華メーカーですが、E元素よりもシンプルでスタイリッシュな印象の製品が多いです。

 シンプルながらケーブルが着脱可能になっていたり、ユーティリティソフトで制御できるイルミネーションを搭載したモデルがあったりと、細かいこだわりが嬉しいメーカー。

安くて高性能なキーボード!

エレコムの「ARMA」は日本語配列のゲーミングキーボード。薄型キースイッチを採用していて、疲れにくい打鍵感が特徴です。

 

E元素のこちらのモデルは安価ながらRGBライティングに対応。メカニカルキーボードとしても高コスパです。

 

コンパクトながらフルサイズのファンクションキーも備えたDREVOの「Gramr(グラム)」。単色発光モデルはシンプルで落ち着いたデスクにぴったりです。